1 名前:つゆだくラーメンφ ★[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:20:49.96 ID:???
ラノベを徹底的に分析するための着眼点「オタクの4大ニーズ」とは?
とうとう『ベストセラー・ライトノベルのしくみ キャラクター小説の競争戦略』が刊行された。
ライトノベル編集者だった著者が、「より多くの読者満足が実現できるものが正しく、その設計に失敗しているものは間違っているというスタンス」に立ってライトノベルを分析した一冊。
対象になるのは、Amazonの「ライトノベル」カテゴリで歴代1位になった作品群だ。ビジネス書に出てくるようなフレームワークを使っているのが特徴的。
徹底して淡々と綴られる本文は、もはや「新しい文芸批評のかたち」だと言っていいだろう。データに裏打ちされた明快な作品評価、ハッキリとした枠組みに基づく分析は、ライトノベル以外のジャンルにも今後広まっていって欲しいスタイルだと思う。
評論家として高名な東浩紀氏がオタク向けコンテンツを分析した『動物化するポストモダンオタクから見た日本社会』や『ゲーム的リアリズムの誕生~動物化するポストモダン2』について「ライトノベルのメインストリームにある作品の何がおもしろいのか、どこがすごいのかを解説するには、残念ながら役に立たない」「2012年のオタクの心をつかむキャラクターについて言語化できない」と批判する。本書の特徴的な着眼点は「オタクの四大ニーズ」。
この「四大ニーズ」にどのように応えているのかという枠組みで、ベストセラー・ライトノベルが分析されていく。
ベストセラー・ライトノベルが満たしている「オタクの四大ニーズ」とは、「楽しい」「ネタになる」「刺さる」「差別化要因」である、と本書は分析している。
「楽しい」については、競合する他ジャンル(マンガ、アニメ、ゲーム)との差別化が求められるため、わかりやすく楽しめることが重要、という至極あたりまえの話だ。
しかしこの性格が高次元で満たされていない作品は商品として脱落してしまう。
そして「ネタになる」については、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』『生徒会の一存』『僕は友達が少ない』といった「残念」系と呼ばれる作品群が分析される。
何が「残念」なのか。この「残念」という独特の表現は、オタクのあいだでのみ通用する表現だ。あるキャラクターがきわめて魅力的な外見や卓抜した能力を持っているのにも関わらず、
変態的な趣味をもっていたり、物凄く不器用だったりするという「ギャップ」があることを指した表現である。
特にオタクネタを撒き散らすタイプのヒロインが「残念」系の特徴であり、先に挙げた作品群ではオタクネタ満載で「ネタになる」だけでなく、登場人物が作中で成長することによって胸に「刺さる」展開が効率的にクリアされている。
本書によると「残念」系は上記のとおりきわめて効率的なしくみを持っているが、真似しやすい構造のため登場当時のような「差別化要因」にはならなくなっている.。
差別化に成功している例は『バカとテストと召喚獣』というシリーズだ。
このシリーズにはオタクネタが登場しない。仲間たちとのチームプレーという展開で「楽しさ」と胸に「刺さる」の2つの条件をクリアし、さらに、極端なキャラ造形により「ネタになる」を満たしている。
そして、ギャグをメインにして徹底的に明るい設定を守ることが「差別化要因」になっている。
「楽しい」と「ネタになる」にエッジを効かせた作品は、それ自体はわかりやすい反面、旧来の文学ファンには敷居が高くなりがちだ。
これに対して、次に挙げる「刺さる」にフォーカスした2シリーズはライトノベル入門としてオススメしやすい。『とらドラ!』と『文学少女』シリーズだ。
これらの作品の中核には、「三角関係、四角関係のすれちがいによる切なさの表現」がある。あの手この手で恋愛感情が届かない切なさを描いたあと、ベストセラー・ライトノベルでは、物語の中心が人生の問題へと移行するという。「そして、自分がどんな人生を送りたいのか、それが見えたとき、そばにいてほしいのが誰か―という恋の話へと回帰してゆく」と本書は解説している。
本書は、産業として無視できない規模の市場(本書冒頭で具体的なデータが挙げられている)を持つライトノベルの楽しみ方を知るための最高の一冊だと言える。
それと同時に、複数のライトノベルの書評を集めた良質の書評集としても読めるだろう。
以下略
http://news.honzuki.jp/bestsellerlightnobel
2 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 15:22:38.54 ID:TiB1w4L9
表紙絵が全て
3 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:29:52.04 ID:h185KRnt
>>2で終わった
4 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:32:10.40 ID:7xfetKMP
萌え系と俺TUEEEEEEE系と設定バトル系は飽きた
戦闘無しのシリアス系がいい
5 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:32:14.95 ID:m/Lgz9go
分析して売れるものが作れるんだね^^
パクって小銭を稼ぐ方法 と、素直に言えよ馬鹿
6 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 15:33:52.66 ID:zaFkbmZ+
三行で説明する必要すらないのにいまさら
「オタクの4大ニーズ」とは?
とかどや顔で語られても困るわー
7 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:35:48.65 ID:SUqEl7JB
確かにラノベは産業だな
産業なら何らかの法則を見つけ出すことは可能だ
8 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 15:39:37.95 ID:Vgm4aYEZ
これ別に、漫画やアニメや、更に言えばゲームや実写系だって結局は同じじゃね?特に若い人向け
ラノベで分ける意味あんの?
11 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 15:46:19.21 ID:JKq6Fcqm
ビジネスモデルとして捉えて構築していくのは悪くない考え方だろう。
そういう考え方に文句言って煽ってるだけじゃ糞の役にも立たんからな。
12 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 15:46:25.95 ID:qyShaIK6
アニメ化したら
1.萌えオタが喜びそうなOPを作る(歌詞に特徴的なキーワードを散りばめる)
2.決まり台詞、キーワードを作る⇒掲示板などにAAを作って連投⇒ネットの流行語大賞を狙う
3.ブームにはなってないが、いろんな御用媒体で「今話題の!」と特集を組ませて、とりあえず認知させる。
その後、時間差で本当にブームになるかどうかは運次第。
15 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 16:00:49.34 ID:cMfi5uAA
>>12
的は得ている
16 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 16:02:42.19 ID:v5tx8AdH
手引書がないとラノベを理解できない層がいることに絶望した!
20 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 16:05:06.40 ID:mQS/t/sW
どうでもいいけど書物面したいならもうちょっとまともな文章書けよ
今のラノベはあまりにも稚拙
21 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 16:19:07.18 ID:eSdY5tfz
なんかごく最近ヒットしたものの傾向だけピックアップしてる感じだな。
はやり廃りがあるから当然だろうけど、
この分析本の旬も、短そうだな。
23 名前:なまえないよぉ~[sage] 投稿日:2012/04/26(木) 17:12:20.53 ID:oJkPb6i3
ラノベ好きはピックアップされてるような奴は読まんだろ
漫画好きが手をのばしそうな稚拙なもんばっか
27 名前:なまえないよぉ~[] 投稿日:2012/04/26(木) 18:18:25.81 ID:q/DR4SKg
文章力の無さや内容の陳腐さが売り上げに影響しないのはわかる
漫画とも感覚が違うよな
アホらし
返信削除本を読んですらいない奴らの感想に何の意味があるのか
返信削除まだラノベ作家に未練があるのかこいつ
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