全体戦況は「ダブルスコア」で決着
常に並び称され、ネット上でもよく比較される明治の2大ブランド「きのこの山」と「たけのこの里」ですが、今回の調査ではダブルスコアで「たけのこの里」が圧勝しています。
地域別でもまんべんなく「たけのこの里」が優勢となっており、これは一般的なイメージ以上の差がついているといえるでしょう。
さらに詳しく分析すると興味深いデータが
理由を探るべく、性別・年代を加えてクロス集計を行ってみると、さらに興味深いデータが見えてきました。
性別で見ると、男女ともに大きな差異はありません。しかし年代別で見ると「きのこの山」が中高年層で盛り返し、40代以上ではほぼ互角の戦いを見せています。
この理由としてぱっと思いつくのは、
「たけのこの里」の方がどっしりとしたクッキー生地なので、食べごたえが若年層に受けている
実は「きのこの山」の方が4年先行して発売(1975年)されたため、40代以降の支持が厚い
といったところですが、果たして……?
今後の戦況のカギを握る? 新たな戦場「大人シリーズ」
では最後に、甘さ控えめの“大人向けチョコ”として2013年に発売された新商品「大人のきのこの山」「大人のたけのこの里」の戦況も見てみましょう。ここでは購買者を30歳のラインで2つに分け、通常版と大人版それぞれの購買率の差を分析してみます。
まずは、きのこの山とたけのこの里を合わせた全体の購買比率(図の上段)について見てみましょう。すると、通常版は20代以下と30代以上の購買率が拮抗しているのに対し、大人版は30代以上の支持が圧倒的に高いことが分かります。
また「大人のきのこの山」と「大人のたけのこの里」の購買比率(図の下段)を見ると、通常版よりきのこ陣営が健闘していることが見てとれます。このあたりが、今後の「きのこの山」VS「たけのこの里」戦争の行く末を左右するポイントになりそうです。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1402/04/news016.html
2014年2月4日火曜日
【コピー】「きのこの山」VS.「たけのこの里」戦争に決着!? 購買データ分析で “大差”あり
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