やらおんについて

2014年2月3日月曜日

【コピー】古都・鎌倉 増える若者の移住 市職員の意識変わるきっかけはアニメ 「セイクリッドセブン」だった















古都・鎌倉が、「住みたい街」として再び人気を集めている。以前から、中・高年齢者を中心に、

「リタイア後にゆったりとした町並みの中で過ごしたい」というニーズはあった。

だが、それも、今や昔。最近は鎌倉駅周辺を中心に、高齢者が減り、一方で洗練された

ライフスタイルを求めて、若者の移住が増えているのだ。



背景には、住宅開発の変化だけでなく、古都ならではの数々の“仕掛け”がある。

2009年に就任した松尾崇市長は、街の活性化を図りながら、歴史的な遺産や景観を守る数々の施策を打ってきた。

なぜ、人気が再燃したのか。そして、街としての「ブランド」を今後どのように展開していくのか。

松尾市長に聞いた。



(略)



実はこれまで、鎌倉市役所はドラマなどのご協力をいっさい断っていました。

「ひとつの民間企業に肩入れするには理由が必要ではないか」、というような反対意見が

職員からたくさん出ることに配慮していたのです。ドラマの内容などを吟味して、それが鎌倉の

価値を高めるようなものならば協力すればよいものを、民間企業との付き合い方が

わからないというか、リスクをとらない体質があったのだと思います。



ただ、私は市長に就任してから、「ぜったいに協力しよう」と言って進めてきました。

今から3~4年前、就任してすぐの頃、玩具メーカーが提供する「セイクリッドセブン」という

アニメ番組の企画が持ちこまれたことがあります。




そのときに、担当職員は「嫌だ、嫌だ」と言いながら進めていましたが、実際に放送が始まると、

深夜枠で視聴率があまりよくなかったにもかかわらず、一部のマニアが見ていて、かつ、

そのアニメに由比ヶ浜にある商店街のお店がいくつか出てきて、そこに「聖地巡礼」と称して

ファンの人たちがドっと押し寄せてきたのです。もちろん、商店街の人たちも大喜び。



この現象は新聞でも取り上げられ、話題になりました。「こういうPRの仕方もあるんだ」、

ということを職員たちもついに理解したようです。



http://toyokeizai.net/articles/-/29445?page=2







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